なぜドローンと呼ばれるのか?ドローンの意味を説明

なぜ無人飛行機がドローンと呼ばれるかを気になっている方は多いと思います。そこで、ドローンの名前の意味を説明します。また、ドローンの歴史と現在の状況についても紹介します。

無人飛行機の総称をドローンと呼ぶ

英語で無人飛行機のことをuavUnmanned Aerial Vehicles)と呼びます。uavの中にはラジコン飛行機もドローンも含まれます。

しかしこの定義があいまいになっているのが現実です。無人飛行機のプロペラのあるものをドローンと呼んでいるメーカーもありますし、無人飛行機の総称としてドローンを用いているメーカーもあります。

傾向としては、名前の由来に関係するのかもしれませんが、プロペラのある無人飛行機をドローン、プロペラのないものをuavと分けているメーカーが多いです。

ただし軍事用の無人飛行機プレデターなどプロペラが付いていない無人飛行機も軍事用ドローンと呼ばれることから、無人飛行機の総称としてドローンと使っても間違いではありません。

なぜ無人飛行機がドローンと呼ばれるのか?

なぜ無人飛行機がドローンと呼ばれるのかは諸説あります。まず英語でドローン(drone)は「雄のハチ」という意味があります。ドローンの飛行している様子がハチのようなので名前が付けられたという説があります。

さらに、ドローンの言葉の意味には「(ハチの)ブンブンという羽音」という意味もあります。それで、プロペラを旋回させたときの音がハチの羽音に近いことから名前が付けられたという説もあります。

他には第1次世界対戦後に軍事演習用に作られた無人機がドローンの名前という説もあります。イギリスの練習機DH.82タイガー・モスをベースにしたその標的機の名前はクイーン・ビー(Queen Bee)でした。Queen Beeは女王蜂の意味ですので、そこから派生してドローンになったのではないか、という説があります。

しかし、誰が名付け親なのか、正確な名前の由来はわかっていません。ただ現在はその姿と音からドローンと呼ばれています。

ドローンはいつから存在するのか?

最近になって、よく耳にするドローンですが、歴史は意外と古く第2次世界大戦まで遡ります。アメリカ軍の「BQ-7」という無人飛行機が最初ではないか、といわれています。

この「BQ-7」は「B-17」爆撃機を無人飛行機に改造したものでした。爆薬を積んで相手に突進することを目的としていましたが、実戦で成功することはありませんでした。

2次世界大戦後にも、無人飛行機の開発は続けられますが、当初の目的は軍事演習用のターゲットとしてのものでした。しかし1970年代になると、実戦で偵察用のドローンが使われ始めます。その後1990年代になると、イラクやアフガニスタンで攻撃も可能な無人飛行機プレデターが登場します。

プレデターの登場前後から、世界各国は軍事用の無人飛行機の開発を続けていきますが、民間に転用する動きも出てきます。日本のヤマハは産業用の無人飛行機を登場させ、その後も世界各国のメーカーからドローンが出されていきます。

日本は2002年の段階で、世界の民間用ドローンの65%を保有していました。そしてそのほとんどが農薬散布に利用されていました。しかし日本ではその後他の分野に転用されない状況が続きましたが、世界では、空撮、測量、運送、ホビーと新たな用途に対応したドローンが次々に登場し、市場規模が大きくなっています。

無人飛行機がなぜドローンと呼ばれるのか説明いたしました。名前の由来は諸説ありますが、ドローンの言葉の意味が「雄のハチ」あるいは「ハチの羽音」であるということは間違いありません。愛くるしいハチのような姿のドローンの市場規模は大きくなっています。今後のドローン市場に注目です。

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