ドローン落下のなぜ?正しく運用するために知っておきたいこと

ドローンが落下してしまうのには様々な理由がありますが、万全の対策をしておくことで、その多くを防ぐことができます。安全にドローンを運用するために、ドローンが落下する理由や、その対策について紹介します。

ドローンが落下してしまうメカニカルな理由

ドローンが落下してしまう理由の多くはメカニカルな理由によるものです。もっとも多いと言われているのが飛行中にバッテリーが切れてしまうこと。現時点では、ドローンに積み込むことができるバッテリーは決して十分ではありません。一般向けに作られているもので10分から20分、プロが使用するようなハイエンド機種でも、40分程度が限界と言われています。また、劣化もしますし、使用環境によってバッテリーの持ちが左右されるため注意が必要です。

モーターの不具合による落下も少なくありません。特に安価なモデルの場合、機体によって品質のばらつきがあり、突発的な事故は十分に考えられます。クアッドコプターの場合、モーターが故障すれば、たちまち安定が保てなくなります。モーターへと送電するアンプと呼ばれるパーツも故障しやすく、落下の原因になります。やはりモデルによっては耐久性に劣るものが使用されていて、飛行中に故障すると、そのまま機能を停止してしまいます。

ドローンが落下してしまうその他の理由

ハード以外のことが原因でドローンが落下してしまうこともあります。最もよく聞かれるのが操縦スキルの不足。どんなドローンでも、思い通りに飛行させるにはある程度の訓練が欠かせません。基本的な操作はもちろん、とっさに危機を回避するだけの技量を身につける必要があります。というのも、ドローンは外的な刺激に脆いため、例えばプロペラが何かに少し接触してしまっただけでも故障してしまうことがあります。

突風もドローン落下の原因になります。ドローンを飛ばしたことがある方なら、風がある状態とそうでない状態とでは、操作の難易度が全く異なるのがわかるはずです。地上では穏やかな気候でも、上空では強い風が吹いていることが少なくありません。機体との通信が失われてドローンが落下するケースも多々あります。通信が失われると、全く操作が不能となり、機種によっては完全に制御できなくなってしまいます。

ドローンを落下させないためには?

ドローンを落下させないためには、原因をよく理解した上で、的確な対策をとることが欠かせません。まず機体については、こまめなパーツのメンテナンスを行うことが重要です。アンプなど消耗品に関しては、定期的な交換も必要でしょう。また、クアッドコプターが一つのプロペラの故障で安定性を失うのに対し、ヘキサコプター(プロペラの数が6つのもの)やオクトコプター(プロペラの数が8つのもの)であれば、安定した飛行を保つことが可能です。状況によっては、使用する機種を変えるのもいいかもしれません。

個人的な技能・知識の向上もドローンの落下を回避する上で欠かせません。操縦スキルを磨くことはもちろんですが、例えば気象学の知識を身につけ、突風が生じやすい気象条件がわかるようになれば、避けられる落下もあるはずです。

通信が失われる原因の一つとして、周波数帯域で混線が生じることが挙げられます。一般に、ドローンの通信はWi-Fiと同じ2.4ギガヘルツ帯域が使われます。無線局免許を取得し、別の帯域を使うことができれば、混線を回避することができるでしょう。

ドローンはまだ不完全な機械であり、それを操作するのはやはり不完全な人間です。現時点の技術では落下を100パーセント避けることはできませんが、適切な対策をとることで多くを回避できるはずです。参考にして、安全な運用にお役立てください。

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